以前AMAZONで購入した中華製アクションカメラ( MUSON MC2)が1年で使い物にならなくなってしまったので、新しいアクションカメラを購入しました。
購入したアクションカメラは
OLYMPUS STYLUS TG-Tracker
オリンパスはアクションカメラではなく、フィールドログカメラと言うジャンルでスタイラス TG トラッカーをリリースしています。
OLYMPUS STYLUS TG-Tracker で撮影した画像:ゴリラチョップ(沖縄 本部町) |
OLYMPUS STYLUS TG-Tracker
海や山、岩場、雪の中のような過酷な状況でも使用できるオリンパスのタフシリーズ。STYLUS TG-Trackerもオリンパスのタフシリーズの系譜を受け継ぐカメラ、とオフィシャルサイトに記載されています。
フィールドログカメラとは
TG TrackerにはGPS、気圧、温度、方位、加速度を感知するフィールドセンサーが内蔵されていて、撮影しながら各種のフィールドセンサーが撮影時のフィールド情報を記録(フォールドログ)してくれます。
専用のアプリ(OLYMPUS Image Track)を使って撮影した映像や写真を取り込めば、映像や写真にフォールドログもセットになって転送される仕組みです。
タフな性能
海での素潜りに使用することが前提だったので、重視した機能はタフ性能。特に独自のシーリング構造で実現したハウジング無しでの水深30Mの防水性能は最も魅力的でした。
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STYLUS TG-Trackerのスペック
サイズ
35.0mm × 56.5mm × 93.2mm
バッテリー、カード含む重量:180g
手で持ってみた感想は小さい。中華製のアクションカメラのMUSON MC2より二回り弱大きいのですが、水中撮影する場合MUSON MC2はハウジングを使用するので、水中使用するなら大差ありません。
基本スペック
カメラ部有効画素数 | 720万画素 |
撮像素子形式 | 1/2.3型 CMOSセンサー |
レンズ構成 | 7群7枚(非球面レンズ:5枚) |
焦点距離(35mmカメラ換算) | 1.58mm(13.9mm) |
F値 | F2.0 |
撮影範囲(レンズ先端より) | 0.2m~∞ |
デジタルズーム | ワイド/水中 |
欲を言えばもう少し画素数が欲しい。
動画記録
- 記録方式:MOV / H.264
- 記録画素数:4K(30p)1080(60p / 30p)720(240p / 120p / 60p / 30p)480(240p / 120p / 60p / 30p)
- 動画音声記録方式:リニアPCM
- 記録時間:約29分(または、ファイルサイズ4GBまで。ループ記録が可能)
静止画記録
- 記録方式:JPEG(DCF準拠)、Exif2.3、PRINT Image Matching Ⅲ
- アスペクト:16:9
- 記録画素数:8M / 2.1M / 0.9M / 0.4M
- インターバル撮影:0.5秒 / 1秒 / 2秒 / 5秒 / 10秒 / 30秒 / 60秒
その他スペック
1.5型TFTカラー液晶、感度はISO100~1600(AUTO)、デジタル5軸手ぶれ補正機構、シャッタースピードはAuto:1/2~1/24000秒
STYLUS TG-Trackerで撮影してみました
実際にSTYLUS TG-Trackerで動画と静止画を撮影してみました。この日は福井県の越前海岸で素潜りしましたが、前日に2メートル近い波があって海水がかき混ぜられたらしく水温が23度~24度。予想していた水温が27度前後だったので、ラッシュガード1枚で潜るには寒すぎる海況でした。個人差があると思いますが水温23度だと3mmのウェットスーツが欲しいところです。透明度も波のせいでいまいちでした。
STYLUS TG-Trackerで撮影した動画
イシダイの幼魚
ログを載せた映像
STYLUS TG-Trackerで撮影した静止画
沖縄・ゴリラチョップで撮影した画像
ログ情報
OLYMPUS STYLUS TG-Tracker まとめ
万人向けのカメラではありません、特にただなんとなく動画を撮影したり写真を撮るだけって人には向いていません。STYLUS TG-Trackerの魅力は何と行っても水深30メートルの防水性能を含んだタフ性能とフィールドログ機能。海を潜った際に撮影した動画や静止画をログと照らし合わせて見るのはとても面白いです。価格も2万円以下とお値打ちです。