シャワーや更衣室が無くても素潜りは楽しめる!

スキンダビング・素潜りスポットは少ない?

素潜り・スキンダビングは、安全に潜る海があれば、マスク、スノーケル、フィンの3点セットとラッシュガードやウェットスーツ等があれば比較的簡単に遊ぶことができます。でも、いざ潜りに行こうと思ったより潜れる海が少ないと思われる方も多いのではないでしょうか。

シャワーや更衣室が完備されているビーチは多数存在しますが、ファミリー向けのビーチばかりです。ブイや旗を越えたら監視員に注意され、かと言って遊泳エリア内は浅すぎたり海水浴客によって巻き上げられた砂で透明度が低く、で潜っても楽しめないですよね。中にはライフジャケットを着用しろと言われるケースも…。

古座間味ビーチ
慶良間諸島の座間味島の古座間味ビーチ。透明度も高い綺麗な海ですが、規制が厳しく遊泳エリアは深くても5メートル位なので素潜りには適していません。

シャワー・更衣室の有無が潜れる海を限定的にしている?

綺麗な海と言えば沖縄。沖縄の海ならどこを潜っても楽しめる、と思われるかもしれませんがこれが思うようには行きません。

例えば沖縄本島で素潜りをしたい場合、以下のような条件を設定します
・安全に潜ることができる
・自由に潜ることができる(遊泳可能範囲が限定されていてブイを超えると怒られる海は駄目)
・車を駐める場所がある
・シャワーが有る
・更衣室が有る
・トイレが有る

この条件が揃う沖縄本島の素潜りできるポイントは限られています。他にもあるかもしれませんが、パッと思い浮かぶのは
・真栄田岬
・ゴリラチョップ
・大度浜海岸
・ピース浜

ショップのツアーを利用する手もありますが、コストもかかり、集合・解散時間が決まっていたりするのでできれば好きなように潜りたい。

シャワー・更衣室の条件を外せば一気に素潜りポイントは増える

素潜り・スキンダビングは、シャワー、更衣室、トイレを必須施設として考えるから潜れるポイントが限定されてしまうのです。逆にシャワー、更衣室、トイレを条件から外せば、一気に素潜りポイントが増えます。

アポガマ 万座毛近くの素潜りスポット

シャワーは・更衣室・トイレが無くても何とかなる

神経質な人には向いていないかもしれませんが、シャワー、更衣室、トイレが無くてもなんとでもなります。

シャワーが無い場合

一番簡単なのは、2Lのペットボトルの水を1人3~5本用意し、潜り終わったら頭から水をかぶって、器材の塩分や砂を洗い流します。水は車内に入れておけば1~2時間で温くなりますが、直射日光のレンズ効果による収れん火災にはご注意を。ペットボトルはちょっと…って方は、アウトドアシャワーを使う方法もありますが、圧倒的に楽なのはペットボトルです。

シャワーが無いポイントは自然豊かなところが多いので、シャンプーやリンス、ボディソープは使用せず、あくまで真水で塩分や砂等の汚れを洗い流すまでにして下さい。自宅やホテルに帰ってから改めてシャワーを浴びましょう。

更衣室が無い場合

はっきり言ってしまうと更衣室のことを気にしているようなら、更衣室の設備のあるところで遊ぶべきです。が、工夫次第で何とかなりますよね。車内で着替えるなり、簡単に設置できるテントタイプの更衣室を使う方法も。私はタオルを巻いて外で着替えちゃいますけどね。

トイレが無い場合

生理現象なので何ともならない時もありますね、大は人によってはコントロールできなかったり、体調によっては何ともならない場合があります。体調が悪い時は潜らないってことにしておきましょう。サーファーならテトラポッドで大をしちゃう人もいるようですが…。小は健康な人なら潜る前に出しておけば余程身体が冷えない限り2~3時間は持ちますよね。こっそり出してしまう裏技もありますが、案外ウェットスーツなんかに臭いが残ることがあるのでご注意を。また、尿意を抑える為に水分補給を控えるのは脱水症になる可能性があるのである程度の水分補給はしたほうが良いです。

どこでも潜れるわけではない

海は誰のものでもなく皆のもの、だからどこで潜ろうが勝手だ!と言うわけには行きません。私有地を通り抜けないとたどり着けないビーチ、地元民が大切にしてきた穴場でローカルルールがあるかもしれない、素潜りに適していない危険な海かもしれない…、潜るべきではない海のほうが多いかもしれません。事前に潜れそうなポイントを調べておく、潜ったことがある人に連れて行ってもらう、潮の流れを確認できるような知識も持っていたほうが良いでしょう。

自由度が高い=リスクも高い

海は危険がいっぱいと思うべし

規制で固められた海と違って、自由に潜れる海はリスクが高いことを覚悟して潜って下さい。自己責任ってことです。自分のスキルレベルを把握して安全に遊ぶことを最優先にするべきです。規制の無い自由な海は、もしかしたら水上バイクやボートが通るかもしれません。ジェットスキーやボートからも確認しやすいオレンジ色の大きめで目立つフロートを浮かべ、その周辺で潜りましょう。単独で潜るの場合は何かあった時に全て自分一人で解決しなければ命を落としてしまう可能性だってあります。

危険なのは海だけではない

潜ることばかり考えてしまいがちですが、危険なのは海だけではありません。人通りの少ないところに車を駐めると車上荒らしにあう可能性もあります。基本的に貴重品は持ち出さないようにしたほうが無難です。とちろん迷惑駐車も避けるべきです。

素潜り スキンダビング ポイント

海で遊ぶ時、車のキーはどうする?

海遊びの時、車のキーをどうやて保管するのか悩みますよね。一番良いのは海に潜らない仲間に預ける方法ですが、そんなボランティア精神旺盛な人はそうはいません。どこかの岩陰に隠したり、草むらに隠す方法もありますが、紛失する可能性もあるのでおすすめしません。そんな時にはキーボックスに入れて車の牽引フック等、取り外せない部分に取り付けて置く方法が便利です。

但し、キーの大きさや形状によってはボックス内に入らない場合もあるのでご注意下さい。また、スマートキーの場合はキーボックスに入れておいてもドアが開いてしまう可能性があります。私もいろんな車でこのキーボックスを利用しましたが、今のところ牽引フック部に取り付けてドアが開いてしまったケースは一度もありませんが、車種によっては開く可能性があります。開いてしまう心配がある場合はスマートキーの電波を遮断するグッズがネットで購入できるので活用してみてはいかがでしょうか。

こんな面白いキー隠しアイテムも…