沖縄で一番潜っている回数が多い海がゴリラチョップです。ゴリラチョップは以前も紹介したことがありますが、とても素晴らしい素潜りスポットです。しかしそんなゴリラチョップにも少し気になることが…。
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ゴリラチョップ 工事情報 令和2年3月31日まで、本部港の港湾整備が行われる関係で遊泳エリアが狭くなっています。シュノー…
目次
ゴリラチョップが潜りスポットに適している理由
なぜゴリラチョップで遊ぶことが多いのか、いくつか理由があります。
- コンディションが安定している
海は潜りたくてもいつでも潜れるわけではありません。風の強さや向き、波や潮の流れ、潮の満ち引き等の条件が良くないと遊べません。気象庁の那覇市のデータを見ると、年間の平均風速約5.7メートルとかなり強いです。ここで注目したいのが風向き。ゴリラチョップは北風~東風にとても強いのですが、沖縄は1年間の最多風向もの8ヶ月が北風~東風です。つまり風向きだけで考えると年間66%はゴリラチョップに適した風が吹いていることになります。参考資料:那覇市の過去の気象データ - 素晴らしい施設
ゴリラチョップで遊ぶ時は崎本部緑地公園の施設を利用しますが、沖縄県がダイバー等の利用者の為に管理棟を建ててくれました。シャワーの利用料も沖縄県港湾管理条例第八条、港湾環境整備施設使用料で定められた1回3分につき100円、しかも一時停止ボタンもあります。この管理棟は、本部町が港湾施設の一部として管理をしています。広い無料駐車場まであるので、とてもありがたい。 - エントリーのし易さ
駐車場から階段を下ってすぐ、ビーチエントリーできるのでとても楽。しかも、エントリーしてすぐにサンゴが広がっています。
修学旅行シーズン?
ちょうどこの日は修学旅行生がスキューバダイビング(体験ダイビング)をしに来ていたようで、団体さんがレクチャーを受けていました。天気は晴れ時々曇り。気温は28度、水温は26度~27度。
さあ、ゴリラチョップにエントリー
修学旅行生が階段下で団子になっていましたが、滑らないよう注意してエントリーします。
ショッキングなシーンを目撃
エントリーしてすぐに嫌なものを見てしまいました。サンゴをフィンでガツガツ踏みつけています。左は学生さんだと思われますが、右側はインストラクターです。インストラクターが水中ノートに文字を書きながらサンゴをフィンでキック。技術的なことを教えることも大切ですが、自然の中で遊ばせてもらっていることを教える立場のインストラクターはもっと自覚して欲しいものです。
只今工事中
ゴリラチョップは本部港の港湾整備が行われる関係で、遊泳エリアが狭くなっています。沖の方まで行って潜りたい人はご注意ください。
分かりにくいかもしれませんが、間違って危険区域に入らないよう監視していると思われるボート。
ゴリラチョップの綺麗なサンゴ
この日は風も弱く、前日も安定していたのですが、抜群の透明度!とは言えませんでしたが、まずまずのコンディション。エントリー直後は人が多かったので濁っていましたが、少し進んだら綺麗なサンゴが待っていました。