古宇利島の素潜りポイント|トケイ浜、ピース浜

古宇利島で素潜りするならトケイ浜、ピース浜

沖縄本島から車で行くことができる自然豊かな離島、古宇利島。古宇利島には素潜りするなら最高のポイントがあります。自然豊かな海には生きたサンゴ群と餌付けされていない自然の姿の魚を見ることができます。をあくまで素潜りなので、古宇利島のビーチで海水浴を楽しみたい人は、古宇利ビーチに行ったほうが良いでしょう。

素潜りできるポイントとして紹介しますが、万人向けのポイントではありません。安全な海ですが知識・経験がないとケガをします。また、サンゴを折ったり傷を付けたりするといけませんので、ある程度海で潜り慣れた人向けの情報です。

トケイ浜、ピース浜の場所

トケイ浜、ピース浜は古宇利島の北端にあります。少し道が狭いので運転にはご注意下さい。

トケイ浜

トケイ浜

ピース浜

トケイ浜を少しだけ奥に進むとピース浜があります。
ピース浜
どこにピース浜があるのか分かり難いかもしれませんが、草むらにの細道を進むと…

ピース浜
こんな道を進むとピース浜が待っています。一応言っておきますが、古宇利島にはハブがいます。

ピース浜
草むらを抜けるとピース浜。

知識がないと危険!

トケイ浜もピース浜も基本的には安全な海ですが、万人受けではありません。浮き輪でプカプカ浮いていたいだけなら他のビーチに言ったほうが良いです。また、潮の満ち引きによって手前の海は干上がります。

ウニに注意

浅瀬にはウニがいます。イソギンチャクのように見えてもウニだったりします。ウニは比較的凹んだ所にいることが多いのですが、浅瀬を歩いてポイントまで移動する際にはウニを踏まないように注意して下さい。ブーツを履いていても貫通するの絶対に油断してはいけません。

転倒に注意

浅瀬は滑りやすくなっているところがあります。また、歩いている時にウニを避けようとしてバランスを崩すと危険です。私も危険であることを分かっていながらもバランスを崩して岩礁に手をつきました。グローブをしていたのでケガはしませんでしたが、手をついたところにウニがいたら大変なことになっていたと思います。

水上バイクに注意

夏になると水上バイクが通ることがあります。フロートで潜っていることをアピールすればある程度安全ですが、見落とされる可能性もあります。

波に注意

トケイ浜、ピース浜の素潜りポイントは浅瀬のリーフを沖に向かって進み、リーフブレイク(波が崩れるところ)を越えた先にあります。ブレイクポイントは危険です、波に飲まれてリーフに打ち付けられたら大変です。危ないと思ったら引き返しましょう。特にフィンの着脱の時は危険です。

エントリーの仕方

ビーチからエントリーできますが、潮が満ちている時と引いている時とではエントリーの仕方が変わります。水深が50cm以上ある時はフィンを付けて水面移動、浅いところはフィンを持って歩いて水深のあるところまで移動します。浅瀬を無理してフィンを使った水面移動すると、腹部や足を岩礁に接触するので水深や波の状況を見ながら移動しましょう。北風が強めに吹く日は潜らないほうが良いでしょう。

波のある日のエントリー

下の写真の日は波が立っています。素潜りポイントは波の向こうです。こんな日でも波の向こうは素潜りできますが、慣れていないと浅瀬でケガをする可能性があるので注意が必要です。
トケイ浜

この日のポイントから陸側を見るとこんな感じです。浜から150~200メートル位の距離です。
トケイ浜 スキンダイビング

フィンの着脱ポイント

水深にもよりますが、歩いて浅瀬を移動するフィンの着脱は赤いラインのような所で着脱すると良いでしょう。水中で着脱できる人なら水中でも良いのですが、波が強い日はフィンの着脱が困難です。着脱でもたつく人は練習して短時間で着脱できるようにしておきましょう。

潮が満ちていても引いていてもポイントは同じ

画像はトケイ浜の潮が引いている時。手前側は干上がっていてとても泳ぐことができません。そんな日でもリーフブレイクポイントの向こうが素潜りポイントです。ブレイクポイントの手前まで歩いて移動して、そこからエントリーします。

貴重な生きたサンゴ郡

カメラの性能(腕も?)が良くないのであまり良い写真が撮影できませんでしたが、トケイ浜、ピース浜の海の中はこんな感じです。魚は餌付けされていないので寄ってきません。どうかこのままの状態でいてほしいものです。

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自然を大切に

現知事さんがサンゴを守ることに一生懸命ですが、辺野古ばかりではなく、今残っているサンゴの大切さをもっと強く訴えて欲しいですね。観光客がサンゴを傷つけたり、踏みつけるようなことが無いよう徹底的にアピールして欲しいものです。素潜りする人たちはサンゴの大切さも知っていると思いますが、シュノーケリングができるようなビーチのサンゴは悲惨なものです。
トケイ浜 ピース浜

北風が強い日は遊べない?

トケイ浜、ピース浜は古宇利島の一番北側です。北側には風や波を遮るものが無いので、北方向の風が吹いた日は遊べない可能性が高いです。那覇市からトケイ浜は高速道路を使って渋滞無し、休憩なしのノンストップでも1時間半位かかるので、遊ぶ気満々で現地に着いたら波がザッブーンだと遊べません。ただし海況は天気予報を見ただけでは予測が難しいので、実際には行ってみないと分からないのですが…。

一つの目安にしかならないかもしれませんが、ある程度の海況を知る方法として、海洋博公園 熱帯ドリームセンター 遠見台からの眺めをyoutubeのライブカメラで確認する方法です。

トケイ浜 ピース浜の海況を知る方法
海洋博公園 熱帯ドリームセンターのライブカメラ
※波の向きにも注目
ライブカメラが左の日のピース浜が→トケイ浜 ピース浜の海況を知る方法
こんな日は潜れません